日本のゲームメーカーであるカプコンが制作したアクションロールプレイングゲームの『モンスターハンター』(2004年発表)から、
数えて18作目のモンスターハンターワールドが実写化して全米公開となることが決まりました。
気になるキャストと監督は誰なんだろうか?!
また、モンスターハンターワールドの世界で表現される、世界観や武器などは実写で再現されるのか?
ファンならずとも気になるところですね。
【 目 次 】
・モンスターハンターとは?
元はPlaystation2(ソニーが発売したゲーム機:相性はプレステ2)用のオンラインゲームが前提のアクションロールプレイングゲームです。
発表当初はそれほど、評判が高くなかったですが、口コミで人気が徐々にたかまりました。
このため、いろいろなゲーム機、例えば、任天堂のWII、ポータブルタイプのニンテンドー3DS、ソニーのプレイステーションポータブルへの移植の為、シリーズが増えていきました。
モンスターハンターワールドはその最新作です。
通常はシリーズ化の場合、タイトルに1,2,3,4とつくところ、数字をつけると難易度が高くなっていくと思われがち、という開発サイドの配慮で、全く違うオリジナルのイメージをだしたく、モンスターハンターワールドとしたそうです。
・ゲームストーリー
巨大な古龍と呼ばれるモンスターが新大陸に渡る「古龍渡り」があるという。
その謎を解く為にギルドと呼ばれるハンター達の組織は、およそ10年に一度の割合で、4度の「新大陸古龍調査団」を新大陸に送っていた。
今回、ゾラ・マグダラオスという古龍が古龍渡りを行ったという情報を入手、5度目の調査団の派遣を決定した。
派遣される調査団には、一人の若いハンターが含まれていた。
新大陸を目指し出発した調査団。
調査団の乗った船は巨大なモンスターに襲われる。
そのモンスターこそが、今回の調査対象である古龍ゾラ・マグダラオスだったである。
命からがら新大陸に到着した若きハンターたちは、現地の調査団と合流、彼らの指導と支援を受け、古龍の生態解明に向けてゾラ・マグダラオスの足跡を追うのである。
・古龍とは?
古龍とはモンスターハンターシリーズにおいて全種族の頂点に立つ分類です。(つまり最強?)
特殊な能力を持ち、天災に匹敵するほどの強さを持つとされています。
・舞台となるエリア
深い森や、峡谷、広大な荒れ地、また、地脈など様々なエリアがあり、まさに狩猟場と想像できる世界観が多い。
・ゲームとしての評判
ゲーム評価の指標と呼ばれるメタスコアでは最高点の90点がつけられた、また、日本のゲーム評価誌『ファミコン通信:通称はファミ通』
でも、40点満点中の39点で高い評価となってます。
アメリカのビデオゲーム評価の娯楽ウェブサイトIGNでは10点満点中、9.5点をつけて、前評判が高いことがわかりますね。
・ゲーム作品の実写化はどんな作品があるのか?
1990年台のスーパーマリオブラザーズ、ストリートファイター等を皮切りに、数々の作品がゲームから実写化されています。
2000年台はなんと言っても、『バイオハザード』シリーズが有名。
2002年から2016年にかけて6作も作られました。
単発の多い中、この6作は非常に多いです。
これに次ぐのが、ホラーシリーズの『デフオレスト恐怖の森』です。2014年から、2016年にかけ、5作が登場しています。
・監督とキャストは誰なんだ?!
さて、気になる『モンスターハンターワールド』の監督、キャストは誰なんでしょうか?
監督は待望の『バイオハザード』シリーズを手がけた、ポール・W・S・アンダーソン、主演はやはり、同シリーズでタッグを組んだ、
ミラ・ジョヴォヴィッチ。
今回の作品でもこの二人がタッグを組みます。
夫婦でもある、この二人の息はぴったりです。
もうひとり、ミラ・ジョヴォヴィッチの相棒役にトニー・ジャー、タイのアクションスターでワイルド・スピードなどにも出演していました。
あとは、モンスターと戦うリーダーの役に、映画『ヘルボーイ』でも登場した、ロン・パールマンが出演します。
・実写化でのストーリー(概要)
実写化でのストーリーはゲームストーリーとちょっと違いをみせています。
ゲームではハンター達のチームである、ギルドが自ら、調査団を結成し、生態調査のため、モンスターの生息する大陸に乗り込んでいく設定でした。
実写化での設定は、主人公を演じる、ミラ・ジョヴォヴィッチは国連軍の副官の役割、彼らは任務中?、作戦中なのか、
いきなり『裏の世界』送られてし舞うという設定です。
公式のあらすじはこちら、
私たちの住む世界の裏には、異世界が広がっている。それは危険で強力なモンスターたちが、それぞれの縄張りを凶暴な力で支配する世界。アルテミス副官(ミラ・ジョヴォヴィッチ)とその頼れる部下たちは、私たちのこの世界から異世界へと飛ばされてしまう。決してうろたえないはずの彼女も、今回ばかりは混乱してしまう。強大な力を持つ巨大な敵に対し、なんとか生き延びる道を探す彼女だが、攻撃に対し打つ手はない。アルテミスはこの巨大な敵と戦う方法を知る、謎の男(トニー・ジャー)と手を組み、この異世界を生き延びるための戦いを始める
引用:https://jp.ign.com/monster-hunter-theater/32948/news/
やはり、『生き残りのため』というのがバイオハザードの『私はいきのこる、たとえ一人になっても』というフレーズにマッチしている感じがします。
・モンハンワールドの実写化で再現されるのは武器?!
ストーリーは多少、実写化ではオリジナルになるようですが、キャラクターの使用する武器とかは、再現されるのか?
これはファンも気になるところですよね。
安心してください。
ちゃんと再現されているようです。
例えばハンターが標準装備として身につける『スリンガー』という武器、これは現地で拾った石など、弾して打つ武器なんですが、ちゃんと再現されています。
また、ミラ・ジョヴォヴィッチは『双剣』(二刀流)を使って戦うシーンを披露してくれますし、トニー・ジャーは『オオアギト』(大剣タイプの武器)を使って戦います。
武器種は大剣、太刀、片手剣、双剣、ランス、ガンランス、ハンマー、狩猟笛、操虫棍、スラッシュアックス、チャージアックス、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓と14種あるので、これらがどこまで再現されるのか、乞うご期待です。
・監督は実はモンスターハンターのファンだった?!
実は、監督のアンダーソンは『モンスターハンター』のファンであったみたいです。
彼の口からこんな言葉が聞かれます。
日本で多くの時間を過ごしてきたから初めて『モンスターハンター』をプレイしたのは2008年だったと思う。当時、日本国外でこのゲームを知る人はほとんどいなかった。僕はゲーム内の景色と……ゲームの魔法みたいなものに惚れたんだ。カプコンと話をし始めたのは2009年のことだ。だからここにたどり着くまで9年、10年かかったし、すごく情熱をかけているプロジェクトで10年かけてでも作りたかった映画なんだ
引用:https://jp.ign.com/monster-hunter-theater/31128/preview/12
今回のこの作品でも、アンダーソン監督は、ゲーム制作サイドのカプコンの了承を得ながら、共同でこのストーリを作り上げていったと、
語っています。
ゲームも実際にプレイして、思い入れのある作品として温めてきたようですので、期待して良さそうですね。
・まとめ
- 実写化『モンスターハンターワールド』では『バイオハザード』のアンダーソン監督とミラ・ジョヴォヴィッチが再びタッグを組む!
- ストーリーの設定は少し異なる!
- 使用される武器は再現される!
- アンダーソン監督は実は『モンスターハンター』のファンだった